更新日:2021年8月6日
7月31日と8月1日に辛立文化センターで「夏休み!わくわくこどもじんけんフェスタ」が催され、2日間で市内の児童30名が参加しました。
この「夏休み!わくわくこどもじんけんフェスタ」は今回が初開催で、参加型体験学習により、子どもたちが人権について考え、知識を深めることを目的としたイベントです。新型コロナウイルス感染症対策として、参加人数に上限を設け、事前予約制とし、参加者が密になるのを防いだ上で開催されました。
イベントは、アンガーマネジメントファシリテーターの髙田千恵さんによる、子ども向け「アンガーマネジメント」(気持ちや感情の管理の仕方)の講義から始まりました。
自分の気持ちを知ることや、相手の気持ちは自分とは違うかもしれないこと、コミュニケーションの大切さを子どもたちに伝えました。
子どもたちは、怒ったときの自分の気持ちの状態や感情のコントロールの方法などを絵で描いてみたり、風船で表現したりしました。
また、「ハンセン病」の元患者やその家族についてのアニメの鑑賞を通じて、偏見や差別の問題を考えたり、参加者がコマとなり、サイコロを振って進んでいく「巨大にんげんすごろく大会」を楽しんだりしました。
「巨大にんげんすごろく大会」では、子どもたちがサイコロを振り、止まったマスによって、身のまわりの人権や福祉、近年話題となっているSDGsに関連したクイズに挑戦するほか、車いす介助体験やパズルゲームをして、一生懸命に遊びながら学んでいました。
最後には、各セッションで出題されたクイズやお題をクリアして得た「ポイント」の到達具合に応じてお菓子を貰い、楽しみながら学べるイベントを満喫した様子でした。
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