更新日:2023年11月21日
11月15日(水曜日)、さぬき市の特産品のひとつ「自然薯」の初掘りが、県下有数の産地である大川町南川地区で行われました。
大川町南川地区では、昭和62年から、稲に変わる転換作物として自然薯の栽培に取り組み、平成元年に「南川自然薯研究会」を発足し、栽培や認知度向上など様々な取り組みを行ってきました。
今年は、研究会所属の栽培農家10名が、合計約1haに約6,000本を栽培しており、暑さが長く続いたことや、10月以降の雨量が極端に少なかったことなどが影響し、約5,000本が収穫される見込みです。
南川地区は、温暖多照で、昼夜の寒暖差が大きく、水はけのよい土地で自然薯が栽培されているため、特に品質が良いとされています。
今年の出来について、南川自然薯研究会会長頼富義弘さんは、「長引いた暑さや少雨など、心配が多かったが、掘り出した自然薯を見て、形も綺麗に整っており、安心した。粘りが強く、味が良いのが南川自然薯の特徴。酢の物や鍋にしても美味しいし、コロッケやお好み焼も絶品。ぜひ楽しんでいただければ」と話していました。
南川自然薯は、11月30日(木曜日)から南川自然の家(0879-43-3064)で販売開始となります。(なくなり次第終了)
※お問い合わせは、30日からの受付です。