更新日:2024年4月22日
令和6年度企画展「さぬき市からのお知らせです」~届ける情報、変わる広報~が、さぬき市公文書館で開かれています。
さぬき市では、行政の取組や市民の皆さんにとって必要な情報をお伝えするための手段として、「広報紙」を刊行し、情報をお届けしています。時代の変遷とともに「広報紙」も掲載内容や紙面も変化し、時代を映す貴重な歴史資料になっています。
また、昭和の後半からは、広報紙のような“読む”情報から“動く”情報である「ケーブルテレビ」が旧寒川町・旧大川町・旧長尾町に順次設置されていき、町のイベントや取組を取材して放送し、各世帯へ届けるようになりました。
そして、令和になった現代では、「SNS(ソーシャルネットワークサービス)」を利用することで、情報を瞬時に世界に向けて届けることができるようになりました。
この企画展では、そのように時代とともに変わっていく「広報」の歴史を当時の人々の暮らしが分かる歴史資料として紹介しています。
展示は、自治体広報の歴史をひもとく解説の後、大きく分けて3部で構成しています。
まず1部では、「読む情報」のコーナーとして、志度町、寒川町および長尾町の創刊号や特集号を取り上げ、時代背景とともに内容を詳しく紹介したほか、広報の記事を補う写真に着目し、写真撮影に苦心する広報担当者のインタビューやアルバム類、全国や県の広報コンクールで特選等に選ばれた写真を使った表紙を紹介しています。
また、10年以上にわたりふるさとの四季折々の風景画で飾られた「広報おおかわ」の表紙と画文集を紹介するコーナーも設けています。
2部では、「動く情報」のコーナーとして、自治体版「ケーブルテレビ」により広報の充実を目指した寒川町、大川町および長尾町の3町の取組を、その経緯や番組表、パンフレット、実際に使用された取材用カメラなどとともに紹介しています。
さらに3部では、「動く情報・これからの情報」のコーナーとして、SNSを活用した新たな取組である「公式LINE」や「さぬき市広報戦略」についてパネルで紹介しています。
このほか、「閲覧コーナー」では、現時点で収集、整理することのできた旧5町およびさぬき市広報紙のバックナンバーをそろえ、懐かしい「あの頃」のふるさとの姿を手に取ってご覧いただくことができますので、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
企画展実施期間:4月15日(月曜日)~8月30日(金曜日)
休館日等:【休館】土曜日・日曜日・祝日 【開館】9時~17時
市公文書館の詳しい内容や取組みは、下記をご覧ください。
さぬき市公文書館(市ホームページ)
- 電話:087-894-6372
- ファックス:087-894-4440
- メールアドレス:hisyo@city.sanuki.lg.jp