更新日:2019年7月2日
平賀源内記念館で、開館10周年を記念して、「第6回さぬきの源内焼展」と「今よみがえる、志度の町並み写真展」が同時開催されています。
源内焼は、日本で最初に、地図を陶器の文様に取り入れた焼物で、平賀源内が志度の陶工たちに焼かせたと言われています。
砂山長三郎館長に特別展の見どころを聞いてみると、「展示している源内焼22点のうち半数が記念館初公開で、大皿に注目してほしいです。黄・緑・褐色など、鮮やかな色彩もあわせて見ていただけたら」と話していました。
また、記念館2階では、「今よみがえる、志度の町並み写真展」も開催されています。その中でも、特に興味深いのが、「引札(ひきふだ)」の展示です。
※引札とは、商店のチラシや折り込み広告などのこと。
天和3年(1683年)越後屋が呉服の宣伝のため、引札を作ったことが始まりとされ、その後、江戸時代に平賀源内が歯磨き粉のキャッチコピーを引札にして発行したという話もあるそうです。
上の写真は、実際に志度で、明治から大正にかけて引札を出していた商店です。
開館10周年記念企画は、7月2日から8月25日までの期間行っています。来館者には、記念品として引札ステッカーを進呈しています。興味のある方は、お気軽にお越しください。
なお、平賀源内記念館について詳しく知りたい方は、下記リンク先をご覧ください。
○平賀源内記念館ホームページ(外部リンク)
- 電話:087-894-6372
- ファックス:087-894-4440
- メールアドレス:hisyo@city.sanuki.lg.jp