更新日:2020年8月12日
大串自然公園内のさぬきワイナリーで、今年初めてのワイン造りが始まりました。
この日は、多度津町を中心に、さぬき市や高松市から6,680kgのブドウ「デラウェア」を入荷し、新種の白ワイン造りに取り掛かりました。
作業工程として、まず、すべてのブドウを「除梗破砕機」に入れて、軸を分離させ、実をつぶします(破砕)。つぶした実はチューブを通して「回転プレス機」へ。果汁を絞りとります。果汁は、大きなタンクにためられていきました。
この後、不純物を取り除き、酵母を入れて2週間発酵させるなどの過程を経て、ワインになります。
その年のワインの出来具合は、ブドウの出来具合によるそうです。さぬきワイナリー工場長の竹中剛さんは、「梅雨時期の長雨で日照不足が心配されたが、梅雨が明けると天候に恵まれ、順調な育成が見られた。去年にも増して良いブドウができたと思う。ワインが完成したら、ぜひご家庭で、瀬戸内の食材とあわせて飲んでほしい」と話していました。
これから9月末にかけて、赤ワインやその他ワインの仕込みが順次開始されます。
新種の赤・白ワインはそれぞれ1,000本限定で、10月17日にさぬきワイナリー物産センターや道の駅「津田の松原」などで販売される予定です。
秘書広報課
- 電話:087-894-6372
- ファックス:087-894-4440
- メールアドレス:hisyo@city.sanuki.lg.jp