更新日：2021年3月18日

 

　農業就業人口の減少や高齢化により農地の担い手不足が進行している中、地域農業の活性化を図るために、市内の女性を対象とした「レディースファーマーズ・フォーラム2020」が寒川庁舎で開催されました。

 

 

　今回のフォーラムでは、市の認定新規就農者でもある、長谷ぶどう園の長谷真里代表を講師に迎え、長谷さんが、なぜ農業者になったのか、どういった想いで農業をしているのか、6次産業化への取り組みなど、自身の経験をもとに約30分間講演をしました。

 

 

　長谷代表は、次のように話しました。

　「私自身が、ぶどうを好きだったように、まずは自分が好きなことを見つけ、「こうなったらうれしいな」という想いを持つことが大切だと思います。そうすることで目標が設定できて、達成するための方法を考え、行動することにつながります」

 

 

　講演後は、長谷代表や農業委員・推進委員らを交え、グループ討議が行われ、農業をする上で抱える悩みや課題、これから作りたい作物や夢など、女性ならではの視点で気づいたことをざっくばらんに話し合いました。

 

 

 

 

　フォーラムを終えて、参加者からは、「長谷さんのように、広いネットワークがあることがすごいと思った」、「女性農業者のイメージそのものを変えていかなくてはならない」、「農業をしていない人に、もっと農業のことを知ってほしい」といった意見がありました。