マイ・タイムラインとは
「マイ・タイムライン」とは風水害に備えて、前もって自分や家族のとるべき行動を整理し、時間軸にまとめたオリジナルの避難行動計画です。
家族構成や生活環境に応じて「いつ」「何を準備して」「どのタイミングで」「どこに逃げるか」をあらかじめ整理しておくことで、いざという時にあわてず行動することができます。
マイ・タイムラインの検討方法
1.住んでいる地域の災害リスクを知る。
ハザードマップを用いて、住んでいる地域が「洪水」や「土砂災害」等の危険があるか確認しましょう。
さぬき市洪水ハザードマップ(市ホームページ)
さぬき市土砂災害ハザードマップ(市ホームページ)
2.避難場所・避難経路を調べる。
ハザードマップ等を用いて、緊急避難場所を確認しましょう。
また、緊急避難場所までどのような経路・手段で避難するのか考えてみましょう。
○さぬき市指定避難所・緊急避難場所一覧【PDF形式/1MB】
3.警報・注意報等の内容を調べてどんな行動をとるかを知る。
災害対策基本法の改正に伴い、令和3年5月20日から警戒レベル4「避難勧告」が廃止され、警戒レベル4「避難指示」に一本化されました。これからは、警戒レベル4「避難指示」が発令された場合は必ず避難してください。
また、警戒レベル3「避難準備・高齢者等避難開始」は「高齢者等避難」、警戒レベル5「災害発生情報」は「緊急安全確保」に改称されました。
○避難指示で必ず避難!避難勧告は廃止されました【PDF形式/813KB】
「避難情報に関するガイドラインの改定」(令和3年5月)【内閣府リンク】
4.災害発生前後の情報収集方法を知る。
雨の状況、河川の状況、危険度分布(キキクル)、市からの避難に関する情報などの取得方法を確認しましょう。
あなたの街の防災情報【気象庁リンク】
さぬき市防災情報システム
かがわ防災Webポータル
マイ・タイムラインの作成
○うちんくのタイムライン(記入例あり)【PDF形式/1MB】
○うちんくのタイムライン【Excel形式/36KB】
※完成したらスマートフォンで撮影して保存しておきましょう。
○マイ・タイムラインかんたん検討ガイド【国土交通省リンク】
○マイ・タイムライン検討のためのワークショップの進め方【国土交通省リンク】
○マイ・タイムラインガイド【国土交通省リンク】
マイ・タイムラインの注意事項
マイ・タイムラインを作成すると、自分や家族がとるべき防災行動の「いつ」が明確になりますが、一方で洪水・土砂災害は自然現象であるため、マイ・タイムラインで想定したとおりに事態が進行するとは限りません。また、気象警報、避難情報等は実際の気象や河川の状況に応じて発表されるため、マイ・タイムライン上の時間と一致しないことがあります。
そのため、実際の災害の際にマイ・タイムラインを使用する際は、次の注意点を踏まえて行動するようにしましょう。
- マイ・タイムラインで定めた「いつ」は、あくまで行動の目安として認識し、必ず安全ではないことに留意する。
- 気象情報や避難情報等をこまめに収集・確認する。
- 収集・確認した情報をもとに、マイ・タイムラインを参考にして、臨機応変に行動する。
出前講座を開催しませんか?
危機管理アドバイザーが、マイタイムラインについてわかりやすく説明します。
避難への課題に気づき、どのような行動をするかいっしょに考えましょう。