1月26日(木曜日)に、大山牧場に行きました。さぬき南幼稚園は今年度、大川農業士会より『学童農園設置事業』を受けており、地域に根差した産業に触れることを目的として実施しました。
大山牧場に到着して、まず、代表の大山さんから、大山牧場で飼育されているジャージー牛についてのお話を聞きました。ジャージー牛は全国的に見てもかなり希少な牛だということ、そしてその牛がこの牧場でどのように育ち一生を終えていくのか、どのような形になって家庭に届くのか、などについて子どもたちに分かりやすい言葉で語りかけてくださいました。
次に、買い物体験をしました。シュークリームやパンの中から自分の好きなものを選びました。選ぶときの子どもたちの真剣なまなざし…自分のお財布を準備し、支払いも子どもたちが自分でしました。財布から小銭を出してトレーに置くと、大山さんから品物とレシートが手渡されました。(一人ずつに対応してくださり感謝です)
自分で買い物ができたことに大満足の子どもたちでした。
次に、牛・ヤギ・羊・ポニーたちにえさやりをしました。子どもたちが近づいた瞬間に動物たちは全員集合!
「ちょうだい、ちょうだい♪」と言っているかのように柵の間から顔を出してきます!子どもたちは、準備していただいたえさを動物の口へ運びます。動物との接触が平気で、早々とえさをあげて、ポニーのたてがみを撫でる子ども。その一方で、おそるおそる近づいて、さっと柵の上にえさを置いて走り去る子どもも。いろいろな姿が見られましたが、子どもたちにとって貴重な経験となりました。
最後に、牛舎を見学しました。子どもたちが足を踏み入れると、一斉に牛たちが大きな目でじいっとこちらを見てきました。同じ牛でも、見るとそれぞれ見た目や性格に個性があって、それを発見した子どもたちは「この子、眉毛があるみたい」「あの子、のんびりしとるみたい」といろいろと想像して楽しんでいました。また、「牛のあかちゃんや」「お肉になる牛やね」「お母さん牛さん、おっぱいが重たそう」と、大山さんのお話を本物の牛と重ね合わせ、感じたことを伝え合っていました。
年長児は質問タイムも設けていただきました。「牛の耳に付いているものは何ですか?」と質問をした子どももいました。それは一頭一頭を識別するためのタグで、中にはその個体についてのたくさんの情報が入っているということをお聞きしました。
大川町の魅力にまたひとつ気付くことができた1日でした。
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