令和5年7月29日(土曜日)、さぬき市辛立文化センターで「やさしい日本語こどもセミナー2023」を開催しました。
「やさしい日本語」とは、普段使っている日本語を外国人にもわかりやすくした簡単な日本語のことです。災害時に外国人とのコミュニケーションがスムーズにとれるように考え出されました。現在では、子どもから高齢者、障害のある人まで誰にでも理解してもらいやすい表現として注目されています。
この日は、初めに座学で、香川大学教育学部の山下教授に「やさしい日本語」についてや、できたきっかけを教わり、使い方のポイントを学びました。
「やさしい日本語」を学んだあとは、実際にベトナムやインドネシア出身の外国人住民と交流をしました。交流では、インドネシアの子どもたちが遊んでいるペン入れ競争をみんなで一緒に行い、その後、お互いの共通点を探したり、気になったことを積極的に聞いたりしました。
セミナーには、日本人住民と外国人住民18名が参加しました。
参加者からは、「やさしい日本語について、詳しく知れました。」「とても楽しかった!!いろんな事が知れてうれしかった。」「えがおが素敵な人ばかりでした。」「住んだ場所や育った環境が違っても共通することが多くて楽しかったです。」「相手に伝わるような言葉を考えて、ゆっくり話すことは、外国人に限らずだれと話すときでも実践していきたいと思いました。」などの感想が寄せられました。
今後も、地域で暮らす外国人と交流する催しなどを開催しますので、ぜひご参加ください。