志度幼稚園の畑の野菜が、春のお日さまの光をたっぷり浴びてぐんぐん生長し、収穫の時期を迎えました。スナップエンドウ、じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、どれもびっくりするほど大きく、おいしく育ちました。
スナップエンドウは、ばら組(4歳児)がきりん組(3歳児)の時に苗を植えました。数えきれないほどたくさんのスナップエンドウ。「大きいのがいいな。どれにしようかな」子ども同士で話をしながら、収穫を楽しんでいました。
じゃがいもの収穫では、葉の根元を手で掘ると、大きなじゃがいもがゴロゴロと出てきたので、子どもたちは大はしゃぎ。大きなおいもを大事そうに持っている子、小さなおいもを手にいっぱい集めて楽しんでいる子、土から出てきたイモムシに夢中になっている子、みんな笑顔で楽しい収穫になりました。
玉ねぎの収穫では、4月に入園したばかりのきりん組(3歳児)が、ばら組のお兄さん、お姉さんに手伝ってもらいながら収穫しました。「一緒に引っ張って!いくよ〜」ばら組さんに優しく声を掛けてもらって、力いっぱい引っ張る姿が、とても可愛らしかったです。
にんじんも大豊作!「こんなに大きいのが出てきたよ」友達と大きさ比べを楽しみながらどんどん抜きました。立派に育ったにんじん、スナップエンドウ、じゃがいも、玉ねぎを子どもたちはお家に持って帰りました。お家ではどんなお料理になるのかな。楽しみだね。
ばら組のスナップエンドウ屋さん。塩ゆでしたスナップエンドウにマヨネーズをつけて食べました。
じゃがいもは、ポテトチップスに変身しました。「ポテトチップス屋さんがしたい!!」と、あお組(5歳児)の子どもたちは張り切ってお店の準備を始めました。
市内の幼稚園では、いろいろな栽培活動を通した子どもたちの直接体験を大切にしています。本園でも、一生懸命お世話をしていく中で植物の不思議さやおもしろさに気付いたり、大きく生長した野菜の収穫に喜びを感じたり、クッキング保育で旬の野菜のおいしさを実感したりして、友達と一緒に感動体験を積み重ねています。また、5歳児の「ポテトチップス屋さんをやってみたい」というアイデアは、これから『お店ごっこ』の遊びにもつながっていくのではないかと思っています。子どもたちの『うれしい』『やってみたい』という思いを大切にしながらこれからも季節ならではの経験を大事にしていきたいと思います。
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