更新日:2025年2月17日
令和7年2月2日(日曜日)に津田小学校で、津田小学校に通う全児童及び保護者を対象に海ノ民話アニメーション上映会・フィールドワークが行われました。
まず、「海ノ民話のまちプロジェクト」の柴田氏より、このプロジェクトは、「海との関わり」と「地域の学び」を、子どもたちに伝え語り継ぐことを目的としていると説明がありました。
海ノ民話アニメーション「猿タカ合戦物語」が上映されると、児童は真剣な眼差しでアニメを鑑賞し、「一度壊れた自然をもとに戻すのは大変だということが分かった」などと感想を述べました。
その後、アニメの舞台である津田の昔のことについて詳しい「さぬき市文化財保護協会津田支部」の渡邉寛氏より、津田の海や海岸線の今昔のお話がありました。南海地震の影響で津田の浜は沈下し続け、平成に入り「ふるさと海岸」として整備されたこと、津田の砂浜が白いのは、花崗岩の砂であるということ、県内で大干ばつが発生しても、津田は砂地の下に地下水が通っているため、水不足にならなかったことのお話しがありました。
また、児童はアニメーションのアフレコ声優体験をしました。「猿タカ合戦物語」は、もともと絵や音楽はなく、昔から口伝えで伝わってきたものです。アニメーションに登場するサルやタカは言葉を話さず、鳴き声だけで気持ちを表現するので、サルとタカがどんな気持ちだったのかを考えながら体験しました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環で実施されました。
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