令和元年11月7日(木曜日)、さぬき市大川公民館で男女共同参画講演会「多様性を認め合う社会とは」を開催しました。
この日は、性的少数者(セクシュアルマイノリティ、LGBT)当事者として香川県内で講演活動を続ける、ライフ・コーチの木村アンリさんが、高齢者学級「さぬき市つくも大学」の受講生70人に、「多様性を認め合う社会とは~性的少数者とともに生きる~」と題して講演しました。
講演では、木村さんが、性的少数者の多くが「男性・女性とは、こうあるべきだ」という固定観念に苦しめられている実態を、自らの体験を交えながら説明したうえで、参加者に「年齢を重ねても、自分の中にある考え方は変えられます。社会に生きづらさを感じている人の『よき理解者(アライ)』になってください。」と呼びかけました。
参加者からは、「こんなに素晴らしい生き方ができるのかと感心した(女性)」「話を聞いているうちに、性的少数者に対する見方や考えが変わった(女性)」「人それぞれのはずなのに、不当な扱いを受けるのはかわいそうだと感じた(男性)」「これからは、私もよき理解者になりたい(女性)」などの感想が寄せられました。
人権推進課