更新日:2020年5月3日
釜鳴神事は、釜の鳴動でその年の作柄を占う行事として、千年以上に亘り行われています。
今年は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、通常行っている造田小学校の児童による舞の奉納や御茶会などを取りやめるなど、規模を縮小して行われました。
神事では、本殿横の斎場で熱した釜の上に木樽のような形の甑(にしき)を置き、洗米と水を入れて炊きます。
蓋をずらして置き、しばらくすると低音で「ヴォー」「ヴォー」と響く音が聞こえてきました。
三好弘毅禰宜(ねぎ)がご託宣を告げます。結果は「末吉」でした。
「ひきしおの 引くはみちくる あしたなり こころしずかに ときをまつべし」
これは、「今は、苦しいこともありますが、さわがず時が来るのを待ち、身をつつしんで正しい行いをすれば、必ず幸いを得る時が来ます」という意味だそうです。
今年は、新型コロナウイル感染症流行鎮静祈願も同時に行われました。
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