「えっ?幼稚園の砂場に・・・たけのこ!?」
この写真を見て、驚かれた方もいるのではないでしょうか。
実は4月25日(火曜日)、地域の方の山で毎年恒例のたけのこ掘りをする予定でしたが、雨天により中止となりました。この日を大変楽しみにしていた子どもたちは残念そうな様子でしたが、地域の方のご厚意でたくさんのたけのこをお裾分けしてくださりました。
せっかくの貴重な機会が中止になってしまったので、砂場でたけのこ掘りができないか!?とひらめき、子どもたちには内緒で準備を進めてスタンバイOK!
英語で遊ぼうを終えた子どもたちは、あちらこちらから出ているたけのこを見付けて、大興奮!!
「うわ~いっぱいたけのこがある。どうして砂場から?(笑)」
「2人ではちょっと難しいな~エイドリアン先生、手伝って!」
友達やエイドリアン先生と力を合わせて掘っていき、収穫した時の子どもたちの満足そうな表情が印象的でした。
早速、お気に入りのたけのこを選んで皮むき体験。
「まだ茶色の皮が見える」
むいてもむいても次の皮が出てくる様子を見て、いくつ皮があったのか気になる子どもたち。実際に数えてみると、予想以上の枚数に驚きを隠せないようでした。
さて、子どもたちがむいたたけのこを灰汁抜きし、醤油で味付けをして、数日後は待ちに待ったクッキング。今回は、子どもたちの大好きな天ぷらにしていただくことにしました。
衛生面や安全面に気を付けながら、衣の中にたけのこを入れた子どもたち。
実際に揚げている様子を見て、いざ実食!
「たけのこ美味しい♡」「シャキシャキしているところが好き♡」
子どもたちが栽培・収穫したスナップエンドウも一緒に天ぷらにしました。
市内の公立幼稚園では、季節の野菜の栽培を通して、生長の様子を見たり、友達や保育者に気付いたことを伝え合ったりするなどの豊かな経験をしています。また、収穫した野菜をクッキングし、みんなで食べることで、季節の野菜に興味関心をもったり、五感で味わったりする大切な機会としています。
さぬき北幼稚園では、収穫した野菜とレシピ(活動に取り組んでいる写真付き)を家庭に持ち帰り、園での子どもたちの姿や育ちがより伝わりやすいように工夫しています。実際に親子で作ることを楽しんだり、会話が深まったりしているという意見が聞かれているので、今後も子どもたちと一緒に季節の野菜を育てて味わっていこうと思います。
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