令和5年度一般会計当初予算の総額は、歳入歳出それぞれ278億円で、前年度から11億7,000万円（4.4％）の増額となりました。
　令和5年度は、令和5年3月に策定した「第2次さぬき市総合計画後期基本計画」の主要施策に基づく具体的取組を進めるほか、「第2期さぬき市まち・ひと・しごと創生総合戦略」に掲げている、「働く場」、「さぬき市への人の流れ」、「結婚・出産・子育て」及び「生きがい・安心」をキーワードとした取組を重点施策に掲げ、その着実な推進を目指します。

＜歳入予算＞

　歳入のうち、市税は、固定資産税の増収などにより令和4年度当初予算と比べ、全体で2億6,646万円（5.4％）の増収を見込んでいます。国・県支出金は、長尾小学校改築事業などにより国庫支出金が、3,457万円（1.4％）の増、県支出金が、土地改良維持管理事業などにより300万円（0.2％）の増となる見込みです。
　また、各種基金繰入金等は、志度及び長尾公民館整備による基金繰入れや、まちづくり寄附金の増加を見込んで8億1,368万円（19.1％）の増となっています。

　＜歳出予算＞

　歳出のうち、人件費は、一般職に係る定年引上げ期間中の退職手当負担金率の軽減などにより令和4年度当初予算と比べ、1億898万円（2.5％）の減、公債費は、長期債借入額の減少により、6,341万円（1.7％）の減となり、義務的経費全体では、2億2,480万円（1.9％）減の116億8,464万円となっています。
　また、投資的経費は、長尾小学校の改築工事や、志度及び長尾公民館の新築移転工事に係る経費を計上しているため、全体で13億9,098万円（45.4％）の増となっています。