令和2年7月28日(火曜日)、さぬき市寒川庁舎で男女共同参画講演会を開催しました。
この日は、元青年海外協力隊で、現在は外国人技能実習生のサポート活動をしている田村美津子さんが、高齢者学級「生き活き長寿大学」の受講生32人に、「世界はおもしろい!~香川からつながるひろがる国際交流の輪~」と題して講演しました。
講演では、田村さんが、発展途上国の現状や、日本との意外な繋がり等、自身が青年海外協力隊として赴任したからこそわかる貴重な体験談について話しました。また、さぬき市で生活する外国人の約7割を占める技能実習生についても触れ、「日本人が挨拶をしてくれるだけでも、実習生は日々過ごしやすくなる」、「外国人が働きやすいということは日本人にとっても働きやすいということ」等、参加者に多文化共生の大切さを呼びかけました。
そして、インドネシアから技能実習生としてさぬき市に来ているファウジア フィトリア チャンドラさんが、さぬき市の印象や日々思っていること等を日本語で発表しました。
参加者からは、「海外との距離が近くなったように思う」「外国人との接点を自ら作りたい」「生活文化の大きく異なる日本で活動する外国人の苦労は大きい。温かい心で接したい」「気恥ずかしさがあったが、明るく接していきたい」などの感想が寄せられました。
人権推進課