平成30年9月12日(水曜日)、さぬき市津田公民館で男女共同参画講演会「安全安心なまちづくりとは」を開催しました。
この日は、犯罪心理学の専門家、香川大学教育学部の大久保智生准教授が、高齢者学級「さぬき市松籟大学」の受講生62人に、「安全安心なまちづくりとは~高齢者が加害者にも被害者にもならないために~」と題して講演しました。
講演では、大久保准教授が、高齢者が犯罪に巻き込まれる原因の一つは「社会的孤立」だと述べたうえで、高齢者が犯罪の加害者や被害者にならないためには、男女共同参画社会の実現に欠かせない「地域との結びつき」が大切だと訴えました。
参加者からは、「男女共同参画の講演だと思っていたのに、犯罪予防がテーマで驚いた」「高齢者の犯罪が多いことは知っていたが、その実情を学べてよかった」「近所への声掛けを心がけたり、自治会活動へ積極的に参加したりするなど、コミュニケーションの機会を大切にしたい」などの感想が寄せられました。
人権推進課