2019年11月26日(火曜日)、さぬき市役所でやさしい日本語セミナーを開催しました。
「やさしい日本語」とは、小学生4年生程度の日本語を用いて行うコミュニケーション手段です。
日本語が苦手な外国人だけでなく、子どもから高齢者まで誰にも分かりやすい表現として様々な分野で活用が進んでいます。
さぬき市では、誰もが暮らしやすい地域社会につながる活動として2017年度から普及啓発に取り組んでいて、今回で3回目となります。
この日は、香川大学教育学部の山下直子教授が「やさしい日本語」の生まれた背景や目的について説明した後、避難所運営を想定したポスター作りの実践を通じて、やさしい日本語を用いる際のポイントを伝えました。
参加した12人からは、「日常の言葉をやさしく言い換えることが、こんなに難しいとは思いもしなかった」「やさしい日本語を使えば、外国人だけでなく日本人にも正しく情報が伝わることが分かった」「これからは写真やイラストを上手に活用して、相手に伝わる情報発信を心がけたい」などの感想が寄せられました。
人権推進課