令和5年2月19日（日曜日）、寒川農村環境改善センターで、「外国人住民のための防災訓練」を開催し、22人の外国人住民が参加しました。

　この行事は、地域の一員である外国人住民が災害について学び、防災の訓練をするとともに、地域住民と交流をすることで、日本人と外国人の住民が共に支え合い、暮らしやすい地域となっていくことを目的として実施しました。

　ベトナム語やインドネシア語、英語の通訳者のほか、さぬき市国際交流をあたためる会などの支援者の協力も得て実施することができました。

　はじめに、さぬき市で起こった台風災害や日本各地での地震災害について、また、多言語で表示される防災アプリについての紹介が行われました。

　次に、大川広域消防の方の協力のもと、消火訓練やけが人の搬送体験、避難所の説明を行いました。搬送体験では、多くの種類の搬送方法があることを学びました。

　その後、自分が住んでいる地域のハザードマップの確認のほか、防災や地域に関するクイズによる交流を行いました。

　参加者からは、「いっぱい学びました。」、「みんなと交流できて楽しかった。」といった声を聞くことができました。
　外国人住民も災害時は、同じ被災者となります。お互いに防災に関する知識をつけて、理解し合い、助け合える地域をめざしていきましょう。