令和7年2月16日(日曜日)、志度東体育館および大川広域西消防署で、「外国人住民のための防災訓練」を開催し、10人の外国人と5人の日本人が参加しました。
この行事は、地域の一員である外国人住民が災害について学び、防災の訓練をするとともに、その関係者も一緒に防災について学ぶことで、日本人と外国人の住民が共に支え合い、暮らしやすい地域となっていくことを目的として実施しました。
今回の防災訓練は、英語や中国語、インドネシア語、ミャンマー語の通訳ボランティアの方たちの協力を得て実施することができました。
はじめに、さぬき市で起こった台風災害や日本各地での地震災害について説明し、会場で使用できるかがわWi-Fiを活用しながら、多言語で表示される防災アプリについての紹介が行われました。
次に、自分が住んでいる地域のハザードマップの確認をし、避難所に関する情報提供が行われました。
その後、大川広域消防の方の協力のもと、起震車の体験や消火訓練、けが人の搬送体験、避難所の説明を行いました。起震車の体験では、過去に日本であった地震や今後起きることが想定されている南海トラフ地震のシミュレーションを体験しました。
参加者からは、「とても勉強になりました。普段から練習する必要があると感じました。」、「今日勉強したことをみんなにお伝えします。」といった声を聞くことができました。
外国人住民も災害時は、同じ被災者となります。お互いに防災に関する知識をつけて、理解し合い、助け合える地域をめざしていきましょう。