当センターでは、地域の皆様の生活習慣病の予防、がんの早期発見を目的に、人間ドック、特定健診を行っています。
生活習慣病になる前の段階で異常を発見し、早い段階から病気の芽をつみとって、健康を維持していくことが大切です。
また、日本人の2人に1人はがんになり、3人に1人が、がんで亡くなっています。がんを防ぐためには、がん検診は欠かせません。検診で初期のがんを発見し、適切な治療を行うことが大切です。
当センターでは、そのために質の高いドック、健診を提供することを心掛けています。
過食や運動不足による内臓脂肪の蓄積が、代謝異常(高血圧、高血糖又は脂質異常)を引き起こし、血管がもろくなる動脈硬化を促進して、放っておくと心臓病や脳卒中など命にかかわる深刻な病気につながります。
健診では、内臓脂肪の蓄積を知る簡易な方法として「腹囲」を測定しますが、この内臓脂肪の蓄積に加え、高血圧、脂質異常、高血糖のいずれか2つ以上を持っている状態をメタボリックシンドロームと呼びます。メタボリックシンドロームを予防することが、深刻な生活習慣病の発症予防につながります。腹囲が増加したら、健康の危険信号ととらえ、生活習慣を見直し、改善に努めましょう。
内臓脂肪の図:1
内臓脂肪の図:2
内臓脂肪の図:3
おへその高さでおなかを輪切りにしたCT画像です。赤が内臓脂肪で、ピンクが皮下脂肪の部位です。
メタボリックシンドロームは、赤の内臓脂肪が増加した状態で、1の写真は正常ですが、2や3の写真はメタボリックシンドロームです。
この内臓脂肪面積は、当センターで測定できます。お問い合わせください。