当院では、平成18年4月から治験管理室を立上げ、平成22年4月に治験管理センターと名称を変更し、治験及び市販後調査、臨床研究の支援業務を実施しています。
『治験』について患者さんに広く知っていただくために、このページを開設いたしました。
当院では、治験・市販後臨床試験へ参加していただける患者さんを募集中です。詳しいことをお知りになりたい方は、治験管理センターにお気軽にお問合せください。(※治験には目的に応じて、それぞれ募集の基準があります。基準に合わない場合や担当医師が患者さんの安全や健康を考え、参加が困難と判断した場合には、参加いただけない場合がありますのでご了承ください。)
『治験』とは、新しいお薬が開発され、厚生労働省にお薬として登録される前の段階で行う、治療を目的とした試験のことです。お薬を実際に患者さんに飲んでいただき、お薬の効き具合や好ましくない症状が現れたりしないかどうかを確かめます。
皆さまが普段飲まれているお薬は、全てこの治験を行ったお薬です。
つまり、治験とは創薬ボランティアといえます。
治験に参加するには、まず、当院を受診いただき、医師の診察を受けていただきます。
診察の結果、治験に参加できそうな方に対して、詳しい説明をさせていただき、治験参加への意思を確認いたします。その後、更に詳しく検査(採血、採尿、画像診断など)させていただき、条件に合致する方のみが治験に参加できます。
治験にご参加いただけますと、次のようなメリットがあります。
治験にご参加いただきます際には、次のようなデメリットがあります。
当院で実施しています治験の流れの一例をご紹介します。
(※1)治験参加は、患者さんの自由意志によってお決めください。署名後でも患者さんの意思により治験参加を辞めることができます。医師から参加を勧められ、参加を断ってもこれまでどおり通常の診察が受けられます。
治験参加中は、患者さんの詳しい状態を知るために、そして患者さんの安全を守るため、通常よりもたくさんの検査を実施しなくてはなりません。その際の検査に関する費用については、治験をしている製薬会社が負担いたします。
市販後調査とは、新薬販売後に医薬品製造業者が行う調査で、日常診療下での医薬品の有効性、安全性の確認、医薬品の適正使用についての情報収集、提供を目的として行われます。
さぬき市民病院 治験管理センター
電話番号0879-43-2521(内線:884)
月~金、9:00から17:15までの時間帯でご連絡ください。