医療安全管理センターは現在5名(専従・兼任含む)で運用しています。
主な活動は、インシデント・アクシデント報告をもとに、原因分析と現場へのフィードバックを行い、患者様と職員が安全に安心できるよう、各部署のシステム改善、職員の教育や啓発に努め、インシデントの再発防止に取り組んでいます。
事故防止・安全管理について検討を行い安全水準の向上を目指し医療の安全と質を確保する。
実践の場における感染防止対策の質の向上と統一化を図り、効果的な感染防止対策を行う。
※他施設との連携にて、互いに総合評価を実施しています。
令和2年1月よりインシデントレポートシステムを電子カルテ内に導入。
システムを導入後、医師をはじめ各スタッフからのインシデント報告が増えました。
また、簡単にインシデント報告書を作成でき、集計も短時間でできるため、エラーが事故につながるのを未然に防げます。
短い時間で集計・分析し、報告集計を前向きな活動にすることで、医療安全への意識を高めています。
各部署ラウンドの実施を、チェクシートを用いて行っています。他部署のスタッフがラウンドしても、安全管理が保たれているかチェックできるようなシステムを構築しています。
(2020年6月 さぬき市民病院長)
「褥瘡(床ずれ)」とは、病気や外傷などで寝たきり状態になり、身体の一部に圧迫が加わることで血流が悪くなったり滞り、皮膚が赤くなったり傷ができる状態をいいます。一旦褥瘡が発生すると、治るまでに時間のかかる難治性の傷となってしまいます。
当院周辺の地域では高齢化が進み、褥瘡発生のリスクが高く、すでに褥瘡を保有している高齢者が入院されます。そのため、入院時から褥瘡リスクアセスメントを行い、褥瘡を予防する対策を実施しています。
当院では、多職種からなる褥瘡対策チームが中心となり、褥瘡を保有する患者さんへ適切なケアや処置を行って、褥瘡が早く治るように努めています。私たちは、チーム一丸となり、褥瘡発生ゼロを目指してチーム活動を行っています。
患者さんを多職種から構成される専門分野で関わり、褥瘡予防、処置やケア等について検討しています。
当院の感染対策は、患者様を含めた病院に関わるすべての方を感染症から守るため、標準予防策を基本とした感染対策を推進しています。また感染対策委員会、ICTST(感染制御総合支援チーム)及び感染リンクナース会を組織し、院内感染の発生には、速やかな原因特定と必要な感染対策を遂行します。
【主な活動】