9価のHPVワクチンを公費で接種できるようになりました
HPVワクチンとは、子宮頸がんの原因となる、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐワクチンであり、「2価のワクチン」と「4価のワクチン」が使用されていますが、令和5年4月より、新しく「9価のワクチン」も公費で接種できるようになりました。
HPVにはいくつかの種類(型)があり、9価のワクチンは、このうち9種類のHPVの感染を防ぐワクチンです。3種類のワクチンのうち、どのワクチンを接種するかは、医師にご相談し、ご予約のうえ接種してください。
また、予診票を紛失された方については、再発行できますので、国保・健康課にご連絡ください。
定期接種について
◎対象者:小学6年生から高校1年生年齢相当
(平成20年4月2日~平成25年4月1日生まれの女子)
※令和6年度は、平成24年4月2日から平成25年4月1日生まれの女子(小学6年生)に、予診票を郵送しています。
※HPVワクチンは小学6年生から接種可能です。小学6年生で接種を希望される方は、予診票をお送りしますので、国保・健康課へお問い合せください。
◎ 接種方法:3種類のワクチンから選択し、同一のワクチンを接種します。また、9価のワクチンについては、医師と良く相談した上で、2価と4価のワクチンとの交互接種も可能です。
サーバリックス (2価) | 1回目の接種から1か月の間隔をおいて2回目を接種し、 1回目の接種から6か月の間隔をおいて3回目を接種する。 |
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ガーダシル (4価) | 1回目の接種から2か月の間隔をおいて2回目を接種し、 1回目の接種から6か月の間隔をおいて3回目を接種する。 |
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シルガード9 (9価のワクチン) |
1回目の接種が 15歳未満 |
1回目の接種から少なくとも5か月以上の接種間隔を空け、 通常6か月以上の間隔をおいて2回目を接種する。 |
1回目の接種が 15歳以上 |
1回目の接種から2か月の間隔をおいて2回目を接種し、 1回目の接種から6か月の間隔をおいて3回目を接種する。 |
キャッチアップ接種について
積極的勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方に対して、公平な接種機会を確保する観点から接種の機会が設けられています。
※子宮頸がんは、ワクチンだけでは100%予防することはできません。
20歳以上の女性の方は、2年に1回、子宮頸がん検診も受けることが大切です。
◎対象者:平成9年4月2日から平成20年4月1日までに生まれた女性
※令和5年度まで定期接種対象であった平成19年4月2日~平成20年4月1日生まれの女性には、令和6年度よりキャッチアップ接種の対象となるため、予診票を郵送しています。
◎実施期間:令和7年3月31日まで
償還払いについて
平成9年度生まれ~平成16年度生まれの女性で、定期接種の対象年齢を過ぎてヒトパピローマウイルスワクチンを国内で自費で受けた方は、かかった費用のうち規定の額を払い戻すことができますので、国保・健康課へお問合せください。
◎償還額:接種1回の上限額16,190円
※償還払いの申請日に属する年度における、さぬき市が定めるヒトパピローマウイルス感染症に係る定期接種の委託料の額を上限とします。
◎償還払期間
令和7年3月31日まで
【詳しくは以下のリーフレット・Q&Aをご覧ください。】
ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~ (外部リンク)
子宮頸がん予防ワクチンQ&A(外部リンク)
9価HPVワクチン接種のお知らせリーフレット(定期接種版)[PDF]
9価HPVワクチン接種のお知らせリーフレット(キャッチアップ版)[PDF]
HPVワクチン接種の対象年齢のお子様およびその保護者向けリーフレット(概要版)[PDF]
HPVワクチン接種の対象年齢のお子様およびその保護者向けリーフレット(詳細版)[PDF]
キャッチアップ接種リーフレット[PDF]
HPVワクチンの接種に関係する医療従事者向けリーフレット[PDF]
子宮頸がん予防啓発動画を作成しました!(外部リンク)