「えせ同和行為」とは
同和問題を口実にして、会社・個人や官公署などに不当な利益や義務のないことを求める行為を指します。
「えせ同和行為」は、「同和問題はこわい問題である」という人々の誤った意識に乗じ、例えば、同和問題に対する理解が足りないなどという理由で難癖を付けて高額の書籍を売りつけるなどの行為であり、同和問題に対する誤った認識を植え付け、同和問題解決の大きな妨げとなっています。
「えせ同和行為」を排除するためには、同和問題に対する正しい理解と認識を深め、不当な要求を断固として断る勇気と態度が必要です。市内においても電話などで同和問題に関する図書などの購入を強引に要求する事例が見られます。
対応の基本
・不当な要求には、き然とした態度で断固拒否しましょう。(曖昧な態度・返事は禁物です)
・同和問題への取り組みを非難されたときは、「今後どうすべきか、法務局の処理に委ねたい」と答え、法務局に連絡しましょう。
・法務局では、えせ同和行為を排除するための相談を受け付けています。不当な要求を受けたときは、法務局に連絡しましょう。
人権推進課