AEDとは

AED（自動体外式除細動器）とは、突然死の原因となる心室細動（心臓がけいれんし血液を流すポンプ機能を失った状態）になった心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器で、医療従事者でない人でも使用できます。最近では、医療機関だけでなく、学校、駅、公共施設、商業施設を中心に、急速に普及しています。

日本救急医療財団　全国AEDマップとは

全国AEDマップは、設置者および設置管理者から日本救急医療財団のホームページに設置登録情報を公開することに同意を得たものを公開しています。厚生労働省の指示に基づく全国版で登録型の唯一のAEDマップです。

【目的】
突然に心停止となった方に対してAEDが使われる機会を増やし、救命率を向上させることを目的に、AED設置情報を提供しています。

【全国AEDマップ表示例】
日本救急医療財団全国AEDマップ（外部リンク）

AEDの設置および全国AEDマップへの登録のお願い

「AEDの適正配置に関するガイドライン（補訂版）」【PDF形式/6MB】では、特定の施設に対しAEDの設置を推奨しています。
また、既に設置済の施設におかれましては、「全国AEDマップ」への登録をお願いいたします。

＜全国AEDマップ新規登録手順＞

購入されたAED製造・販売会社に連絡し、「AED設置情報の登録書」を入手してください。
※平成27年7月1日以降に購入、設置された方は、この登録書がAEDに同梱されています。
Webまたは郵送にて登録ができます。詳細は「財団全国AEDマップ登録のご案内」（外部リンク）をご覧ください。

AEDの適切な管理等の実施について

AEDは適切な管理が行われなければ、人の生命および健康に重大な影響を与えるおそれのある医療機器です。
いざという時に、AEDがきちんと使えるように、点検担当者を決めて日常点検を行いましょう。
【厚生労働省】日頃からAEDを点検しましょう！【PDF形式/206KB】
厚生労働省「自動体外式除細動器（AED）の適切な管理等の実施について」（ホームページ（AEDを点検しましょう！））（外部リンク）