3)地域の連携・交流を推進する快適都市基盤のあるまちづくり

幹線道路等の整備
  地域の資源、施設の機能分担を図り、地域の均衡ある発展を促進するために、幹線道路網のネットワークの形成が重要となる。これについては、国・県道を中心とした幹線道路網の改修・整備を行う。
 現在、主要な交通軸を形成している東西方向の幹線道路網については、生活道路との区分を図り、渋滞の緩和に努める。また、未整備区間の残る市街地内部の整備を推進し、市外との連携を強化する。連携の弱い南北軸についても、幹線道路としての機能の強化を図り、地域内の幹線道路ネットワークを構築し、公共施設等の利便性の強化、機能分担につなげる。
さらにはICや観光拠点へのアクセスを強化するほか、沿道サービス施設を充実させるなど地域活性化へ結び付ける基盤整備を図る。
 日常的な生活に密着した生活道路網については市道を中心とした整備・補修を行い、利便性の高い住環境基盤の形成につなげる。
 この他、名所・資源を結ぶ遊歩道やサイクリングロードの整備を行い、自らの足で体感、回遊できるネットワーク形成を図る。

公共交通サービスの強化
  全ての人が快適に不自由なく移動できる交通ネットワークの形成、公共施設のきめ細やかな利便性の向上、環境負荷の低減等を図る目的から、公共交通サービスの強化を図る。
 バス網については、市内の循環網を体系化し、福祉施策としての側面にも配慮して、利便性の強化を図る。また、四国横断自動車道を活用した広域な公共交通サービスについても充実を図る。
 鉄道については、既存施設を強化することで、輸送能力を向上させ、高架化や複線化等についても段階的に検討し、適正な市街地形成及び交通網の形成につなげる。さらには、域内のネットワーク強化の意味合いから、循環化についても検討をすすめる。

中心市街地等の整備と拠点づくり
  にぎわいある都市づくりを目指し、中心市街地等の整備を行うとともに、産業、流通、健康、福祉、研究等、多彩な機能を有する新たな拠点地区の形成を推進する。


施策の項目主要な施策
●幹線道路等の整備幹線道路網の整備
生活道路の整備
農林道の整備
歩行者、自転車の快適な散策路、ネットワークづくり
●公共交通サービスの強化市内循環バスの導入検討
広域公共交通サービスの充実
鉄道の高架化や複数化の要請
●中心市街地等の整備と拠点づくり新たな拠点施設等整備と併せた計画的な市街地整備の検討
中心市街地等の活性化