四国霊場87番札所 長尾寺
静御前の想いが宿る、長尾きっての名刹
・四国霊場八十七番札所(長尾西653)
・琴電長尾駅より200m 駐車場20台
仁王門には4m余の大ワラジがかかり、右に大師堂、左には護摩堂が配置されています。付近には静の剃髪塚や禅尼の墓もまつられています。門前に元寇の役出征将兵の霊を慰めるために建てられた「経憧」(重文)は鎌倉時代から栄えたこの名刹を物語っており、また吉野山で義経と惜別した静御前が母磯禅尼と共にこの古里に帰って長尾寺で得度し今は位牌となってまつられています。
細川家住宅
江戸中期の農家のたたずまいを残す
<重要文化財>
・さぬき市コミュニティバス牧場口下車徒歩5分。
細川家住宅のある多和は標高400m、静かな山里。古くは阿波から志度への塩買いの道であり、屋島合戦の折には源平両氏の兵がここを通過したといわれています。
細川家は代々続いた古い農家。昭和41年、民俗調査で発見され、江戸中期の典型農家として国の重文に指定されました。