令和6年12月18日(水曜日)18時30分から20時40分まで、さぬき市役所本庁会議室において、瀬戸内国際芸術祭さぬき市実行委員会の第4回ワークショップを開催し、市実行委員会の実施部会を構成する団体のみなさん30名に参加いただきました。
まずは、第3回ワークショップで事務局から会場視察についての報告、イベントの内容及びさぬき市オリジナルデザインの進捗状況について説明を行い、続いて、かとうけいこさん(株式会社まちづくり観光デザインセンター代表取締役)ファシリテーター(進行役)から、講話があり、瀬戸内国際芸術祭2025夏会期に向けて、今後のスケジュールの予定やワークショップ、イベント及びおもてなしの具体案の考え方について話しました。
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その後、第3回ワークショップの際に出していただいたアイデアをもとに、提供内容が似たグループごとで分かれ、各団体で出ていた案をグループで話し合いました。
グループの話し合いでは、各団体で協力できること、できないことをそれぞれが提案しあい、情報の取捨選択を行うことで第3回ワークショップに比べ、より具体的なおもてなし内容が提案されました。
グループごとのアイデア発表では、さぬき市ならではの来場者へのおもてなし案として、夏休み中の学生を対象に、津田の松原の砂や松を顕微鏡で見るワークショップや、関係団体に翻訳を依頼し、英語でも楽しめる紙芝居、週に1回、10時~15時までの間、案内所の2階を開放し、海の見える涼しい室内から地元産のお茶とお菓子を楽しんでもらうなどの案が出され、さぬき市の魅力を生かしたおもてなし内容がより建設的なものとなりました。
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最後に行った、各団体の現在までの取り組み報告では、「所属団体にて、今回のワークショップの情報共有を行いたい。」、「自分が所属している団体で役員会を通じてもっと積極的に瀬戸内国際芸術祭で何ができるのか話し合いたい。」、「メンバーが集まる忘年会で1時間しっかりアイデアを出していく予定。」など、前向きな意見と共に、各団体が強みとしていること、協力できることについての紹介もあり、普段は関わりのない団体同士が協力することで、おもてなしの幅が広がっていき、地域に住む人々の意欲向上や活気ある街づくりにつながるさぬき市全体の地域活性化の可能性も感じられました。
今後瀬戸内国際芸術祭さぬき市実行委員会第5回ワークショップは1月に開催される予定です。