令和7年1月27日(月曜日)にさぬき市役所で、海ノ民話アニメーション完成表敬訪問・海ノ民話のまち認定式が行われました。
一般社団法人日本昔ばなし協会と日本財団が取り組む「海ノ民話のまちプロジェクト」は、本市を「海ノ民話のまち」として認定すると共に、本市を舞台に制作された海ノ民話アニメーション「猿タカ合戦物語」の完成報告を実施するため、一般社団法人日本昔ばなし協会代表理事・アニメ監督の沼田心之介氏が表敬訪問されました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環で実施されました。
完成したアニメーションを見て、大山市長は「一度壊れた自然環境を元に戻すのは難しい、猿とタカが互いを認め合っていればどうだったかなど、子どもが考えるきっかけになればいい。」と感想を述べ、沼田監督は「海の民話には、海に対する教訓や先人の教えが詰まっている。民話を知らない人や子どもたちにアニメを見て知ってもらうことで、まちに対する想い、海に対する想いも変わってくるのではないか。アニメを見て生じた疑問点や描かれていない部分を想像し、自分たちで考えて、調べて、学びにつなげて欲しい。アニメをきっかけにいろいろな広がりを期待している。」と話しました。
(海ノ民話アニメーション「猿タカ合戦物語」の1シーン)
来月2月2日(日曜日)には、津田小学校で完成したアニメーションの上映会と、学びを深めるフィールドワークを開催します。