さぬき市の概要
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さぬき市は、2002(平成14)年4月1日、香川県大川郡の津田町、大川町、志度町、寒川町および長尾町の5町が合併して成立しました。
人口は45,822人、世帯数は20,827世帯(2023年1月1日現在)、面積は158.62km2(2023年7月1日現在)です。香川県庁所在地の高松市から東へ約15㎞に位置しています。
東は東かがわ市、西は高松市および木田郡三木町、南は東かがわ市五名および徳島県美馬市と接しており、北には瀬戸内海を隔てて小豆島があります。
南の讃岐山脈から北東へ向かって津田川が津田湾へ、鴨部川が鴨庄湾へと流れています。さぬき市の大部分は、この2河川の流域です。
さぬき市(空撮)
市の北部は、瀬戸内海に面し、小さな岬・半島の岩や礫の海岸と、砂浜が交互に織りなした海岸線です。浜堤の上には、津田・志度の町並みが古くから形成され、港町として栄えてきました。白砂青松の津田海岸は瀬戸内海国立公園で、「日本の渚百選」の一つに選ばれています。また、志度湾の海岸は埋め立てられ、市街地や工業団地となっています。
中央部は、西方の高松平野と連なった平野が広がっており、大小のため池が美しい田園景観を形成しています。
南部は、自然豊かな讃岐山脈の山間部です。
津田の松原
さぬき市は、四国遍路88か所”結願(けちがん)のまち”です。海岸の志度には86番札所志度寺、平野中央の長尾西には87番札所長尾寺、讃岐山脈の多和には88番札所の大窪寺があります。志度・長尾は、門前町として町並みが形成されてきました。志度から、長尾、多和への道は、遍路道でもあり、阿波(現徳島県)へと続く、交易の道でした。
大窪寺
市内を国道11号、高松自動車道、JR高徳線が東西に横断しています。高松自動車道には、津田東、津田寒川および志度の3つのインターチェンジ、津田の松原および志度の2つの高速バス停があり、阪神地区とは、高松・神戸淡路鳴門・山陽自動車道を経由する高速バスで、3時間弱で結ばれています。
JR高徳線には、鶴羽、讃岐津田、神前、造田、オレンジタウンおよび志度の6駅があります。特急で徳島志度間は約50分、志度高松間は15分です。また、市内から私鉄ことでんの志度線および長尾線により高松市と結ばれています。ことでんの志度瓦町間および長尾瓦町間は約30分です。
高松自動車道 津田の松原SA
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