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病院紹介

画像情報科

概要

画像情報科には、8名の診療放射線技師がいます。放射線科医師1名及び事務員1名で協力して

被ばくの管理(低減・説明)などを行っています。

【資格・認定一覧】

放射線管理士 3名
放射線機器管理士 2名
検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師 3名
肺がんCT検診認定技師 1名
X線CT 認定技師 3名
Ai認定診療放射線技師 3名
日本消化器がん検診精度管理評価機構専門技師認定 1名
胃X線検診読影補助認定技師 1名
第1種放射線取扱主任者 1名
画像等手術支援認定診療放射線技師 1名

スタッフ一同、”市民の皆さまの心と身体の健康をささえる”ために、
“患者さんに優しい、苦痛の少ない検査で、多くの情報を早く提供すること”
“常に専門性を高め、患者さん中心のチーム医療を行うこと”
を心掛けて検査させていただいています。また、64列マルチスライスCT、高磁場1.5テスラMRIを設置して医療機関の皆様との共同利用をすすめておりますのでどうぞご利用ください。

トピックス

マンモグラフィ撮影装置を更新しました。

3Dマンモグラフィ(トモシンセシス)も撮影可能なデジタルマンモグラフィ装置を導入しました。

FPD

画像:GE社製 Senographe Pristina

装置の特徴

  1. FPD(フラットパネルディテクタ)を搭載
    以前の装置では画像を検出する部分はCRシステムを使用していましたが、新しい撮影装置ではFPDシステムを使用しています。これにより、被ばく線量を低減しながら、より高精細な画像を撮影できるようになりました。またCRシステムでは撮影後、別の装置で画像を読み取る処理をしてから画像確認をしていましたが、FPDシステムでは撮影後、約5秒で画像が表示されるので、画像確認にかかる時間が大幅に短縮され、検査時間や待ち時間が短くなりました。
  2. 痛みを低減することにこだわったデザイン
    受診者に触れる部分は角がなく丸みを帯びた形状になっています。また、リラックスして腕を乗せられるソフトアームレストを装備するなど、受診者の痛みや緊張を和らげるための工夫がされています。
  3. 3Dマンモグラフィ(トモシンセシス)が撮影可能
    3Dマンモグラフィ(トモシンセシス)はX線の入射角度を変化させ複数の方向から撮影することにより断層像を作成する技術です。乳腺の重なりによって見えづらかった病変の観察が容易になるなど、より詳細な検査が可能です。 (※当院では3Dマンモグラフィは人間ドックや乳がん検診では行っていません。一般診療において医師が必要と認める場合に撮影します)

検査件数

当院の近年における画像撮影検査件数は、次のとおりです。

装置一覧紹介

X線撮影装置(3台)

X線撮影装置(3台)

X線を用いて胸部、腹部、骨などの撮影をします。撮影にはFPD(フラットパネルディテクタ)システムを使用しています。これにより、従来よりも少ない量のX線で高精細な画像を撮影することが出来ます。また、撮影後すぐに画像を確認できるので患者さんの負担軽減や待ち時間短縮につながっています。

乳房撮影装置(1台)

乳房撮影装置
3Dマンモグラフィ(トモシンセシス)も撮影可能な乳房(脂肪と乳腺)専用のデジタル撮影装置を使用して検査します。

「NPO法人 日本乳がん精度管理中央機構」が認定する「検診マンモグラフィ読影認定医師」(3名)、「検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師」(3名)の資格取得者が業務に従事しています。 毎日の精度管理、撮影技術の向上により検診精度をより高め、マンモグラフィ検査を安心して受けていただけるよう努めてまいります。

リンク

X線テレビ装置(2台)

X線撮影装置(3台)画像3

X線撮影装置(3台)画像4

身体の透視像を観察しながら撮影をする装置です。
胃や腸、その他造影剤を用いた検査をしています。

移動型X線撮影装置(3台)

移動型X線撮影装置(3台)画像

撮影室以外(病室・手術室など)での撮影に使用しています。

外科用イメージ装置(2台)

外科用イメージ装置(2台)画像1

外科用イメージ装置(2台)画像2

手術中に透視像を観察するための装置です。

X線骨密度測定装置(1台)

X線骨密度測定装置(1台)画像

X線を利用して骨の量、骨密度を測定します。X線被ばくがとても少ない装置です。また、検査開始から結果ができるまで約5分という短い時間での検査が可能です。

X線CT(コンピュータ断層)撮影装置(64マルチスライスCT)(1台)

X線CT(コンピュータ断層)撮影装置(64マルチスライスCT1台)画像1

X線CT(コンピュータ断層)撮影装置(64マルチスライスCT1台)画像2

X線CT(コンピュータ断層)撮影装置(64マルチスライスCT1台)画像3

X線CT(コンピュータ断層)撮影装置(64マルチスライスCT1台)画像4

X線を利用して人体の様々な断面の画像を得ることができます。
内臓脂肪量の計測も行っています。(健康管理センター オプション)

磁気共鳴撮像(MRI)装置(1.5テスラ)(1台)

磁気共鳴撮像(MRI)装置(1.5テスラ 1台)画像

磁石と電波を利用して人体の様々な断面の画像を得ることができます。
X線による被ばくがないのが特徴です。
ペースメーカや動脈瘤のクリップを装着されている方は、検査できない場合があります。
脳ドックも行っています。(健康管理センター オプション)

血管撮影装置(1台)

血管撮影装置(1台)画像

脳血管造影像画像
【脳血管造影像】

腹部血管造影像画像
【腹部血管造影像】

血管内にカテーテルという細い管を挿入し、その管から造影剤を注入して撮影することで、血管がはっきり見えるようになります。その画像から血管の狭窄、詰まり、膨らみ、破れなどを診断することができます。
また、この装置では、血管を診断するだけでなく、治療も行うことができます。(これをIVRといいます。)

  1. 血管塞栓術(出血のコントロール、血管病変に対する予防的治療)
  2. 血流改善(血管を膨らます、血栓を溶かす、血管病変に対する予防的治療)
  3. 動注化学療法(肝がん、子宮がん、乳がん、頭頚部がんなどに対しての抗がん剤治療)
  4. 血管内異物除去

などが可能になりました。
大きな手術を必要としないため、患者さんの身体的な負担や金銭面を大幅に軽減することができます。

PACS(Picture Archiving and Communication System)

PACSとは、フィルムの代わりに、画像をモニタ(専用モニタあるいは院内各所の電子カルテ端末)でみることができるシステムです。
フィルムがなくなったので、撮影結果(重いフィルム袋)を患者さんにお渡しすることや各診療科まで運んでいただくこともありません。

人間ドック・脳ドック・特定健診のご案内

CT・MRI検査の紹介

X線撮影Q&A

X線撮影検査を受ける際に寄せられたご質問は、次の「X線撮影Q&A」をご覧ください。

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